- 2013.03.22 Friday
カスカラ
大変好評でした。ハーブティーのような味で、ハイビスカス、ドライレーズン、
ハチミツのような甘みもありました。
皆さん初めて飲まれたようで、よい体験をして頂けたと思います。
完熟したコーヒーチェリーの種子以外の部分を天日乾燥させたもの
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これが こうなって
お湯に4分つけていただきます。
今回の買い付けでエルサルバドルのリマさんの、農薬、化学肥料を使っていないカスカラを購入予定なので、
まだの方は6月以降のお楽しみに!!
エルサルバドル2日目。
今日はリマさんが所有するエルミラドール、サンパブロ農園を訪問。
リマさんの農園は古い木が多く、幹が太くて大きいです。
自然環境の中にコーヒーが溶け込んでいるといった印象です。
むやみに木を切らず、アゴビオという伝統的な方法で木を循環させています。
枝を曲げてストレスをかけ、そこからまた枝が生えてきます。
ストレスが逆に美味しいコーヒーの元となるんですね。
午後はカッピング。
沢山のサンプルをカップして、純粋に美味しい!!! と感じられる
カップが多く納得させられました。
そして、虫食いや未熟豆(欠点豆)ばかり集めたものをカッピング。
この様な経験も現地ならではのもので、大変勉強になりました。
コーヒー豆が育つ環境、収穫、精製、カップに液体として出来上がるまでを実際に見学してからの
カッピングはとても説得力のあるものでした。
明日日本へ帰りますが、全てが新鮮で刺激的な買付になりました。
ニカラグア最終日。
今日は朝から晩までカッピング。
かなりヘトヘトです...が、
素晴らしいコーヒーに沢山出会えました。
そして、コーヒー豆の乾燥から出荷までを見学。
輸出用の豆(私たちが購入する高品質の豆)は熱度の高い地面には置かず、
この様なアフリカンベットと呼ばれる棚の上で乾燥されます。
こちらは完熟の豆。
ナチュラルといって、コーヒーチェリーの果肉を取らずにそのまま天日干しで
乾燥させる方法。その後、パーチメント(いわゆる果物の種子の状態)まで脱穀されます。
こちらは、国内で消費される豆たちだそうです。
熟れてない緑色、熟れすぎた黒色、ゴミなどが混ざった状態で地面に
無造作に置かれています。
ニカラグアの生産者の皆様、お世話になりました。
どの農園の生産者からも共通して感じたのは、
高品質の豆を育てようという熱意とパワーでした。
皆さんが育てた豆たちを、早く焙煎したいです!!